山芋
山芋は山薬
日本と中国では、食品と薬の分類が違います。
日本で漢方薬とされているものが中国では食料品店で手に入ったり、日本で食品と思われているものが中国では薬として扱われている場合があります。
山芋もその一つで、中国では「山薬」という中医薬として利用されています。
薬用の山芋
中国で薬用にするのは野生の山芋を乾燥させたものです。食用のものより小ぶりですが、消化・吸収の働きを良くする効果は大きいものです。
右上は「光山薬」右下は「毛山薬」
加工法は違いますが、どちらも同じ効果のある薬用の山芋です。
(写真は「実用中薬彩色図譜(人民衛生出版社)」より
山芋の効能
山芋はビタミンA,B,Cなどを多量に含み、また80%以上を占める食物繊維は体内に吸収され難いので、カロリーの摂り過ぎに注意が必要な糖尿病の食事療法によく使われています。
ダイエットにも
吸収され難い山芋の食物繊維は、腸内の余分な脂肪と一緒に排泄されます。体内をきれいに掃除してくれますので、常食すると高血圧や動脈硬化を予防できます。また便通を良くし、ダイエットの効果も期待できます。
いろいろな
食べ方
日本では山かけや麦とろがお馴染ですが、中国では薬用として食べることが多いです。特殊な食材という感じですね。
・山芋を粉にして小麦粉(1/3〜1/5)と混ぜていろいろなパンを作ります。
・「
山芋のスープ
」「
山芋粥
」など山芋を中心にしたものや、「
レンコンの煎り煮
」「
エビの五目蒸し
」のように食材としても使います。
焼き芋も
日本でさつまいもを食べるように、蒸したり焼いたりという食べ方もあります。糖尿病患者の代用食に使われたり、ダイエットしたい若い人にも人気です。
ラップで包んで電子レンジで2〜3分温めれば美味しい蒸かし芋が出来上がります。