水面から顔を出した古木の姿が龍のように見えます。驚いたことに、10数年前に湯先生が訪れたときも全く同じ様子だったそうです。数百年、あるいは数千年前には天に向かって聳えていた木が、朽ちて水に浸り新しい景観を生み出す。10数年の時間が短く感じられるような、遥かな時の流れを目の当たりにしたようです。
九寨溝からホテルへ戻る途中に、チベット観光センターがありました。入口では民族衣装を着た女性が出迎えてくれ、中はチベットの民芸品などを売る店が並んでいます。門前の広場では、定期的に民族舞踊が上演されています。
翌日、観光三日目は神仙池に行きました。2003年にオープンした新しい風景区で、九寨溝からは4000m級の峠を越えていきます。小型バスで1時間ほどで着きますが、1000mの標高差を一気に上り下りするので、気温の変化は只事ではありません。防寒着を着たり脱いだり大忙しでした。神仙池の中は木道が整備されたハイキングコースになっていて、九寨溝と黄龍を合わせてコンパクトにした感じです。半日ほど散策して無事、観光行程の終了です。観光ガイドに「自然が創造した壮大なる夢幻世界」とありましたが、本当に自然をたっぷり堪能した旅でした。