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02/11/20
1980年頃

中国名物(?)男性科についてお話します。
名前の通り男性機能の専門の科です。1980年頃から設置され始めました。私のいた病院は1982年です。

1980年、現代中国に詳しい人であればお分かりですね、改革開放の時代です。人民の生活が安定してくると性への不満が病院にも押し寄せました。
それまでの診療は内科や外科、泌尿科などばらばらです。医者によっては診療拒否もあったようです。結果、効果がないと か、患者さんの不満、苦情も増えてきました。

男性科

西洋医学ではあまり解決方法はありません。そこである中医学院で男性病研究の医者を中心 として、男性科を設立しました。
評判は上々。その評判のおかげで、あちこちの中医院が男性科を設立しました。
 
その悩みは 男性科を訪れる患者さんの悩みは大体3つに分かれます。
  不妊症 - - - 2割
  現在の性生活に満足できない (陽萎・早洩など) − − − 6割
  そして、もっと強くなりたい方 − − − 2割
大体このような感じです。最近は強くなりたいという患者さんが増えているようです。
 
診療は 男性科では、まず伝統的な四診という方法で患者の基本的な状態を把握 します。ただし、不妊症の場合に限り、まず女性が先に婦人科で検査をします。そこで女性に異常がなければ男性の問題ですね。
更に西洋医学の技術を使って精子の状態(数の多少、活動力の強弱、奇形など)や性機能を検査します。
こうして得た情報を基に、患者の体質や症状を判断して漢方薬や薬膳の処方を決定します。
例えば性機能に問題があり腎陽虚と診断された場合は、補陽を中心としたもの。精子自体に問題があって腎陰陽両虚と診断された場合は、補陰を中心としたものといった中から、患者の特質に合ったものを組み合わせていきます。
その時々の状態で、即効性があるものを使う場合もありますし、じっくり治療した方が良い場合もあります。
 

続く

 
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