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中医学院内レストランの薬膳料理

02/10/20

 

校内レストランの個室

こちらは大学内のレストランです。といっても案内されたのはVIPルームのような個室です。普通の学生用の食堂は別にあります。
中央奥の棚には紹興酒、写真には見えませんがカラオケ(宴会用?)もちゃんとあります。
ここで本物の薬膳を食べさせていただきました。
 
 

このレストランで出された薬膳を紹介します。
上の写真の背を向けているの方が湯先生(奥)の義理のお兄さんで、この学校の先生です。食事をとりながら、お二人にいろいろ教えていただきました。

効能の解説は少し難しいかもしれません。ただ、これが本当の中医薬膳の考え方です。「おいしい薬膳」では省略していますが、食材をどう使うか、どう組み合わせるかという、いい実例です。
薬膳入門」でお話したバランス(体内のバランス、体外のバランス)や食材の組合せの話を思い出していただければ、なんとなく理解できると思います。

蒸したうなぎ   豚肉とハスの実の炒め物

補陰・補血の効果があります。 低血圧や貧血に効果あり。
頭がすっきりするそうです
豚肉は熱を発散させる効果がありますが、 夏には熱が強くなりすぎて舌に炎症を起こしたりしやすい。そのため 炎症を抑える効果のあるハスの実と組み合わせたりするそうです。
     
ウコッケイの朝鮮人参入りスープ   うなぎと漢方薬数種のスープ
 

鶏肉と朝鮮人参の組み合わせは、補陽作用が強いので 冬の定番薬膳です。
鶏肉も朝鮮人参も「陽」が強いので 冬には良いが、夏には陽が強くなりすぎます
。 ところがウコッケイは鶏肉より「寒」なので 夏でも食べられる補陰の薬膳だそうです。

  朝鮮人参をはじめ漢方薬が沢山入っています。
これも全体として補陰の作用があるそうです。 漢方薬は、朝鮮人参の他、当帰、山芋、黄精、五加皮で 免疫能力を高め、夏風邪の予防に良いそうです。
     
羊のから揚げ   山芋と人参の炒め物
 
羊肉は「陽」の強い食材ですが、「寒」の漢方薬に浸けておく (煮ても同じです)ことで 平の料理になります。
私たちが食べた薬膳は、「夏」という季節を考慮したものだそうです。 あらためて季節による薬膳処方の違いを実感して勉強になりました。
山芋は補気の作用があるそうです。特に衛気を強くしますので 外邪の侵入を防ぎ、夏風邪の予防に良いそうです。
     
八宝飯   餅入りスープ
 
ご飯の上にあんこが乗っています。その他、ハスの実、杏、松の実、クルミ、夏目など。
カラフルな赤・オレンジ・グリーンのゼリー状のものもとても甘い。
8種類の食材を使うことで、人体に栄養素として取り入れ(同化) 易くなっているそうです。

発酵前(酒になる前)の米で作った餅入りスープです。
甘酒のような味、ちょっと甘めで素朴なデザートでした。
アミノ酸が多く含まれているそうです。
 
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