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タイトル-湯先生の部屋

食べる
 

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13の香辛料  

世界には沢山の香辛料がありますね。 もちろん中国にもありますが、いろいろな地域にさまざまな香辛料があります。インドのカレーに使うスパイス、イタリアのハーブさまざまです。

 
香辛料は漢方薬

世界中の香辛料、これはみな漢方薬と考えていいと思います。それぞれの地域の気候風土に合った漢方薬です。
薬膳入門でお話しましたように、中国医学は陰陽の考え方ですべてを判断します。この考え方を当てはめますと、世界中の香辛料はその地域にあった漢方薬と考えていいでしょう。長い歴史の積み重ね、試行錯誤、経験の積み重ねで生活環境に合った食べ物が出来上がったのです。

 
寒・熱のバランス

寒い地域ではとても辛い食べ物がありますね。中医の考え方から言うと、陰陽のバランスを保つ、つまり辛さの刺激が「寒」を押し戻し、「熱」とのバランスをとるから身体にいいのです。
人の身体は「寒」に傾きすぎてもダメ、「熱」に傾きすぎてもダメです。陰陽(この場合は「寒」「熱」)のバランスが保てるように、寒
い地域では身体を温める食べ物が、暑い地域では身体を冷やす食べ物が自然淘汰されて残っています。
長い歴史は地域の気候風土に合った食べ物をちゃんと作り上げてきたのです。歴史の薬膳と言ってもいいですね。

 
13種類

さて、中国の香辛料ですが、一般によく使われるものは13種類あります。
   桂皮(別名シナモン)、白止(ビャクシ、別名バイズ)、
   大茴香(ダイウイキョウ、別名フェンネル)、小茴香(別名アニズシード)、
   乾姜(カンキョウ、干した生姜の粉)、 白豆冠(ハクトウコウ)、
   薄荷(ハッカ)、丁香、木香、陳皮、胡椒、八角、山椒
以上です。このうち、胡椒・八角・山椒以外は、中国ではすべて漢方薬です。
いろいろなダシに13種類の香辛料を組合せ、味を変化させていきます。

 
13番

ところで この「13」という数字、中国へ行った人なら心当たりがあるかもしれませんね。
「李家十三香」とか「王家十三香」などという「十三香」が付いたの中華料理店がたくさんあったと思います。これは13種類の香辛料からきているのです。中国人が香辛料をとても重要視していることがよく分かります。

 
  最後に治療に使う薬膳ですが、やはり食べるものですのでできるだけ味を重視します。「苦い」とか「まずい」ものはあまり使いません。大体において毒性の強いもの、つまり効き目の漢方薬の味ははまずい傾向にあるようです。  
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