ホームP−痔へ



タイトル-湯先生の部屋

食べる
 

湯先生の部屋TOP頁へ
 
老邊餃子  
有名な
餃子専門店

今回は、薬膳ではなく普通の餃子のお話です。
遼寧省瀋陽市にある有名な餃子専門店、老邊餃子館は、先祖伝来の味を守り続ける伝統的な餃子店です。清朝初期の首都、盛京(現在の瀋陽市)の頃から大変評判の、工芸品ともいえる餃子。100年を超えた歴史を誇る老舗です。
皆さんご存知のように共産党による新中国成立以降、私有制度は廃止、個人経営は全く認められなくなりました。老邊餃子も例外ではありません。国営化され、邊家の人たちも普通のコックや店員になる以外に道はありません。

老邊餃子館
 
文化大革命

文化大革命が始まると、邊家の人々は資本家階級として迫害を受けるまでにいたりました。伝統も何も意味のない時代になってしまったのです。
私の実家は邊家の実家のすぐ近くで、邊家の5代目の末子である邊大偉は小・中学校の同級でした。邊家の人たちは友情を特に大切なものと感じていたのでしょうか、文革のさなかでも彼のうちに遊びに行くと、いつもとても親切にもてなしていただきました。時には私の両親までもおじゃまさせてもらいました。

 
秘伝の味は
我が家の
文革中のことです。一日中何もすることがないので、「一緒に料理でも作ろうか」ということになりました。
いろいろな中華はもちろん、餃子も作りました。老邊餃子館の餃子製法は門外不出、もちろん伝統の技・味を守るためです。その門外不出の老邊餃子の作り方を、私はたっぷりと時間をかけて教わったのです。
というわけで、私は少年の時に老邊餃子館の秘法を知ってしまいました。今では邊家の秘伝の味は我が家の春節(旧正月)には欠かせないものとなっています。
餃子アラカルト
 
現在

改革開放の現在、老邊餃子館は再びレストランをオープンさせ、一躍人気の餃子店となりました。
餃子専門店として中国東北部はもとより世界各国にも知れ渡り、毎日たくさんのお客さんでにぎわっています。当時を知る私にはとても嬉しいことです。瀋陽へ行く機会がございましたら、是非一度ご賞味下さい。街の中心部、たいていの観光案内なら有名な餃子専門店として載っています。

 
秘伝を紹介します さてこの秘法、いずれ近いうちに「おいしい薬膳」で紹介しようと考えています。ここは日本ですから邊家の人も許してくれるのでは・・・ 
老邊餃子は40種類以上もあります。その中で、最もポピュラーな「三鮮餃子」をご紹介する予定です。
薬膳料理ではありませんが、おいしいものはおいしい。楽しみにしていてください。
 
湯先生の部屋TOP頁へ    

前頁へ ホームP−痔へ 次頁へ