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生理痛・生理不順
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| 現代病の一つ? |
女性特有の一般的な病気である生理痛・生理不順は、中国医学では「月経病」と総称され、特に大都会で仕事をされている女性の発病率が高くなっています。その原因としては次のことが考えられます。
- 精神的な緊張が続き、めまぐるしい速さで展開する仕事の環境では、容易に生活のリズムを混乱させて食生活を悪い方向へ導きます。
- 生理痛・生理不順に対して根本的な治療がなされず、対症療法に終始していること。例えば、生理痛に対して痛み止めなどの薬物で一時的に痛みを抑えて生理期間を過ごし、結局、十数年あるいはそれ以上長期にわたってこの病気と付き合うこととなり、遂には別の婦人科系の病気を誘発したり、薬物によって肝・腎が損傷されてあらたな病気を引き起こすこととなります。
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| 症状による分類 |
月経病は、生理の周期、生理期間、生理の量・色・質の異常と、これに伴って出現する症状を特徴とする病気です。大きく分けると以下のようになります。
- 生理周期が異常に短い
通常の周期に比べ、8日以上短く、甚だしいときは1ヶ月2回ということもあります。
- 生理周期が異常に長い
通常の周期に比べ、8日以上遅れる場合で、甚だしいときは2ヶ月に1回ということもあります。
- 生理が不定期
生理が通常より8日以上早かったり遅れたりが三回続くとき。
- 生理痛
生理期間中、下腹部が痛み、不快感、吐き気、情緒不安定、不眠、全身の関節の痛みなどの症状を伴うことがあります。
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中医からみた 原因と予防法 |
- 精神的な緊張が長く続いたり、生活習慣が不規則だと、体内のホルモン分泌系統や自律神経系統が乱れます。またストレスが溜まると肝機能に悪影響を与え、中医でいう「肝鬱気滞血淤」の状態になります。これは経脈の流れが悪くなった状態で、生理不順や生理痛の原因となります。
- 生理期間中はもちろん、普段から自分の体質に合った食材を選ぶようにします。人間の体質には寒熱虚実の性質があり、食材にも四気五味の分類があります。また春夏秋冬の四季にも寒暖の変化があります。
中医では、季節・環境の変化に合わせ、自分の体質に適した食事を摂ることが、月経病やその他の病気に対する最も基本的な予防と考えています。
- 生理中は避けたい食品
A.生もの類(梨、バナナ、梅干など)は、普段の生活においては人体に有益な食品ですが、生理中は経血の運行を阻害し生理痛の原因ともなりますので、量を少なくするか、なるべく食べないようにしましょう。鶏肉や羊肉など体内を温める働きのある食品を選ぶと良いでしょう。
B.辛いもの(唐辛子、山椒、胡椒など)は料理の味を引き立てる補助食品も、生理中は刺激が強すぎますので避けるようにしましょう。
C.炭酸飲料にはリン酸塩が多量に含まれています。リン酸塩は体内の鉄分と結合してリン酸鉄を合成します。このため体内の鉄分が不足することになりますので、特に生理中は飲まないようにしましょう。
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生理中の お薦め食事法 |
A.生理前
月経前数日は、抑鬱、情緒不安定、不眠、イライラ、疲労感などの症状が出現し易くなります。したがってこの期間は、「疏肝(肝臓の働きを助ける)」「順気(気の流れを良くする)」「温経(経脈を温め通りを良くする)」といった食品を摂るようにしましょう。例えば、柑橘類、キャベツ、大根や、陳皮(ミカンの皮)と生姜を煎じた生姜湯などです。
B.生理中
この次期は、食欲がない、腰が痛いなどの症状が現れます。栄養豊富で胃の働きを助け、消化しやすいものを食べるようにしましょう。ナツメ、ハトムギ粥や、補気・補血の薬膳粥(HPをご参照ください)が良いでしょう。
C.生理後
生理中には血液が失われてしまいます。血液の主要成分は、血漿蛋白とカリウム、ナトリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄分などの無機塩です。生理後は失われた物質を補充するようにします。卵、肉、魚など鉄分、カルシウム、マグネシウムに富む食物が良いでしょう。
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