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花粉症の食事療法  

花粉症とは 毎年2月頃になると街でマスクをしている人の姿が目立ってきます。
「また嫌な季節が巡ってきた・・・」
と感じる人も数多くいることでしょう。世界的に見ると、花粉症はそれほど多発しているとはいえませんが、日本では何故か【季節性国民病】といえるほど猛威をふるっています。今や「花粉症でなければ日本人ではない」という感じさえしますね。
正確にいうと、医学的には花粉症という病名はありません。免疫性疾患の一つ「アレルギー性鼻炎」の範囲に分類される疾病なのです。


 
花粉症の原因 花粉症は一般的に「春のスギ・ヒノキ、初夏のオオアワガエリ、秋のブタクサ・ヨモギなどの花粉が原因」とされていますが、これは一面的な見方といえます。例えば、花粉症の原因とされる山の木を全部切ってしまったら、花粉症の発病率は低下するのでしょうか? 分かり易い例を挙げると、日本の山間部の農村は花粉の飛散濃度が都市部より遥かに高いのですが、花粉症の発病率は却って低いという統計結果があります。これは何を意味しているのでしょう?
中国医学の病因学説に
「外因は発病の条件であり、内因が発病の根拠である」
というものがあります。花粉症に当てはめていうと、花粉は発病の条件ではありますが、根本的な原因は内因、つまり免疫力の低下・異常にあるということなのです。現代日本の都会で生活している人の多くは免疫力に問題を抱えているようです。そしてそのことが花粉症の蔓延と密接に関係しているのです。


 
免疫力と食習慣 便利な都会の生活に慣れてしまった人たちは不適切な食習慣を続けるうち、新陳代謝によって作り出される大量のゴミを知らず知らず抱え込んでいます。これが体内に蓄積されて有害な物質となり、免疫機能に悪影響を及ぼしてしまうのです。
また、単調な食材の組み合わせを続けているだけでは、免疫細胞を作る際に必要な材料を充分に揃えることはできません。免疫細胞が新しく作られなければ免疫機能に異常を来たすのも当然といえるでしょう。
食品添加物などの化学薬物を長期に使用することと、難病といわれるような免疫関係の病気が増えていることの因果関係は、近い将来医学的な研究で必ず実証されると思います。


 
花粉症に
効果がある食材
中医食療学の数千年の経験の積み重ねと、現代栄養学の資料を組み合わせると、以下の食材が花粉症や免疫系統の病気に効果があることが分かります。
  1. ハトムギ
    中国古代の医学書には、脾の活動を活発にし肺の働きを助け、体内の熱を抑えて水液代謝を調える作用があると記されています。歴代の皇帝や貴族たちは美容健康食品として愛用していました。
    現代の研究で、ハトムギに含まれる成分には免疫機能を調整しアレルギーを抑える作用があることが分かりました。また癌細胞の成長を止める作用も証明されています。
  2. 黒米
    中国では長寿米とも呼ばれ、皇帝への献上品として用いられていました。
    栄養価が高く、ミネラルやアミノ酸が豊富ですが、炭水化物の成分の割合が低いのが特徴です。ミネラルやアミノ酸は免疫細胞の新陳代謝を促進させる作用があります。
  3. 海草
    昆布やワカメ、海苔などは海の野菜と呼ばれ、大量の食物繊維を含んでいます。またプロリンなどの特殊なアミノ酸やビタミンB,C,Pなども豊富です。特に『螺旋藻(スピルリナ)』と呼ばれる成分には免疫機能を高め、抗癌作用もあるので、21世紀の食品といわれています。
  4. シソ
    中国の医学書の古典である『本草綱目』にも
    「シソの葉、種、茎は体内にこもった熱を取り除く作用がある」
    と記されていて、数千年にわたって蕁麻疹やアレルギー性疾患の治療に用いられてきました。
    近年、シソの葉や種は薬膳などの食事療法に用いられて、アレルギー性疾患や免疫性疾患の治療補助に成果を収めています。
  5. 花粉
    近年、中国や欧米諸国で流行している新しい保健食品ですが、その起源は中国古代宮廷の鮮花料理にあります。昔は花をそのまま料理に使っていましたが、現代の技術によって花粉を顆粒状にすることができました。服用を続けていると、美容効果や免疫機能の向上に役立ちます。
    一般的には、バラの花やジャスミン、ツバキなどの花粉が使われます。



 
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