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アレルギー性鼻炎(花粉症)
 

アレルギーとは 体内に有害な物質(抗原)が侵入すると、体内ではこれを無害にする物質(抗体)を作り出して対抗します。この抗原抗体反応の過程を免疫システムと呼んでいます。
免疫機能が働くときに、人体に障害的な過敏反応を呈することがあります。これがアレルギーで、アナフィラキシー反応、アレルギー性細胞障害、免疫複合体反応(アルツス反応)、遅延型過敏症(細胞性免疫反応)の各型があります。
また、アレルギーの原因となる抗原物質を「アレルゲン」といいます。


 
アレルギー性鼻炎(花粉症) ある種の花粉がアレルゲンとなり、頻回のくしゃみ、多量の水様鼻汁の分泌、鼻粘膜の浮腫性肥厚などの症状を特徴とするアレルギー。喘息や結膜炎を伴うこともあります。
春のスギ・ヒノキ、初夏のオオアワガエリ、秋のブタクサ・ヨモギなどが知られています。


 
花粉症対策は アレルギーの中で花粉症は日本の、特に東京など大都市に多く見られます。発病率も年々増加し、また低年齢化する傾向があります。
花粉症の原因は
1.外因=花粉等の抗原物質(アレルゲン)
2.内因=免疫機能の低下・異常
が考えられますが、中医発病学では外因は発病の条件であり、内因こそが発病の根拠と捉えます。これは例えば、花粉の飛散が大都市より遥かに多い農山村部では都会より発病率が低いことが何よりの証拠といえるでしょう。
花粉症対策を考える場合、免疫機能の改善が重要だといえるのです。


 
中国医学の対応法 中国医学では、免疫機能の改善に重点をおいて花粉症の予防法を考えます。
  1. 規則正しい生活のリズムが免疫機能を正常に保つ基本です。充分な睡眠時間をとり、過度な精神的刺激や過労・過逸を避け、便秘にも気をつけて新陳代謝を保持します。
  2. 肺や気管支の抵抗力を高める・・・戸外での活動や適度な日光浴は免疫機能の強化に役立ちます。普段室内で仕事をしている方は、定期的に野外で新鮮な空気を呼吸するようにします。森林浴も良いでしょう。中国の古い養生訓に「春?、秋凍」という言葉があります。早春の頃はまだ寒さが残っているので口や鼻を覆って気管や肺を寒さから守り抵抗力を衰えないようにさせ、寒さに向かう秋には慌てて厚着をしないで、風邪をひかないように注意しながら徐々に気管や肺の抵抗力を鍛えるようにする、という意味です。免疫機能を強くする基本方法といえます。
  3. 食事療法の基本は体質に合わせた食事ですが、ハウス物やインスタント食品を食べ続けることを避けるのも重要です。こうした食品には防腐剤などの添加物や植物成長ホルモン、化学薬品などが含まれています。こうした物質は体内に長期にわたって蓄積されると免疫システムに悪影響を与え、免疫機能の低下や異常の原因となり、アレルギーなどを発生しやすくさせてしまいます。
    アレルギー予防の食事の基本は、できるだけ自然なものを、そして色々な種類を食べるようにすることです。例えば主食のご飯の中に、ビタミンやミネラルを多く含む雑穀類を混ぜるようにすると良いでしょう。
    また花粉症になってしまったら、薬は短期・少量使うようにします。化学薬品に依存していると免疫機能自体は低下してしまいます。副作用のない生薬や薬膳料理で根本から改善するようにしましょう。



 
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