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タイトル-湯先生の部屋
 
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美肌
 

青春のシンボル 多くの人は思春期になると顔面の吹き出物に悩まされます。この年頃はホルモン代謝のバランスが崩れやすく、その結果としてニキビなどがよく出るのです。
一般的には思春期が過ぎホルモン代謝が安定してくると、この症状も自然に回復します。「若さの象徴」「青春のシンボル」といわれる所以です。


 
青春が終らない
・・・?
ところが思春期が過ぎ青春時代を通り越しても、顔のニキビが消えない人がいます。赤く腫れたり、化膿して跡が残ったり、シミができたりして、治療を施しても完治せず毎年春夏には再発して一生悩み続けるといったことがあります。
皮膚病という範疇で語られるこうした症状の原因は多種多様ですが、中国医学では、体質や環境、生活習慣、そして食物など体内活動のバランスの維持に密接に関係するものが根本的に影響していると考えます。


 
皮膚は人体の
護衛官
皮膚は人体の一番外側にあって、内蔵や組織を保護しています。中国医学では「衛気」という気の護衛官が皮膚を巡って外部からの有害物質(邪気と呼ばれます)の侵入を防いでいると説明しています。
そして皮膚は人体の一部でもあるので、肺や脾臓などの臓腑機能が正常に活動し、栄養分やエネルギーを充分に供給されてこそ、新陳代謝が活発になり皮膚呼吸も正常に行えるのです。
また、もし自分に合わない化粧品を使用していると新陳代謝や皮膚呼吸が妨害されてしまいます。肌の健康を護るには化粧品を慎重に選ぶことも大切です。もちろん厚化粧は避け、夜はきれいに化粧を落として充分に皮膚呼吸する時間を与えてあげることも必要です。


 
美肌は体内から 肌を美しく保つ基本は、体内の新陳代謝が正常であることです。
便秘や尿の出が良くないという状態が続くと体内の代謝による老廃物が蓄積され、一部の毒素は皮膚から排出せざるを得なくなります。それだけ皮膚に負担をかけて発疹の原因の一つとなってしまうのです。大小便の通りを良く保ち、適量の水分補給と適度な運動で軽く汗をかくようにします。
中国の古い格言「流れる水は腐らず、戸枢(とぼそ。開き戸の回転軸)は蝕まず」は、新陳代謝の重要性をよく言い表しています。
特に夏の暑いとき、一日中冷房の効いた室内にいて運動不足も加わると、皮膚にある汗の排出口は塞がり放しになってしまいます。これは肌の美容には大敵です。


 
飲食と生活の
調整
毎日の食生活にあっては、自分の体質に合ったものを選ぶようにします。中国医学では、自然界のすべての存在は陰と陽の組合せで出来ているという発想を基に、人間の体質を寒・熱・虚・実などに分類しています。また食物も大きく分けて寒・熱の種類があり、体質と食物を適合させることで体内のバランスを調えるようにします。最も注意しなければならないのは、体質に合わない食物を避けることです。特に、辛いものや脂っぽいものは皮膚に有害な刺激を与えることがあります。
過敏体質の人はアレルギー誘発物質(発物とよばれます)も避けなければなりませんが、発物については別の機会に詳しくお話しましょう。
生活のリズムを調えることも体内のバランスを保つためには重要なことです。充分な睡眠時間は肌を美しく保つ秘訣です。


 
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