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一口に広東料理といいますが細かく言うと、広州料理、潮州料理、東江料理の3つがあります。
【広州料理】
広州料理は広東料理の中心となっているものです。地元の豊富な食材の他、中国内外の調理法なども積極的に取り込んで一つの体系を作り上げてきました。料理の種類も幅広く、1956年に開かれた「広州名菜美点展覧会」には5447種の料理と815品の点心、オードブル数百品が紹介されました。 調理法は、炒め、煮込み、揚げものなどの火加減を重視することで21種の多さに上っています。味はもちろん、色や香り、形にもこだわり、新鮮さや柔らかさを追求しています。 味付けは、夏秋はさっぱりとし、冬春は少し濃いめになります。 主な料理には、白切鶏(鶏を丸のまま茹でてから小さく切ったもの)、白灼蝦(茹で海老)、明炉乳猪(子豚の丸焼き)、挂炉焼鴨(あひるの丸焼き)、蛇羹(蛇スープ)などがあります。
【潮州料理】
潮州は広東省に属していますが福建省南部に近く、広州地区の影響も受け独特の文化が形成されています。潮州料理は包丁さばきを重視し出来上がりを大事にする特徴があります。 新鮮な海産物を使った料理に特徴があり、味はあっさり。魚で作ったダシや調味料を使って素材の旨味を活かしたものが多くあります。 主な料理には、フカヒレの姿煮、カニのスープ、ライスヌードルなどがあります。
【東江料理】
東江料理は客家料理の一つとされ、広東料理の起源といって良いものです。客家人は古く中原(黄河中下流の平原。中国文化発祥の地)から広東省東部や江西省南部、福建省西部へ移住した人たちで、食生活は中原の名残を留めています。食材は肉類が多く、漬物を使った素朴な料理が主。味は濃い目で脂っぽく、やや塩味が強めという特徴があります。 主な料理には、鶏肉の塩蒸し、鶏肉の老酒煮、豚肉と漬け菜の蒸し物などがあります。
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