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タイトル-薬膳入門

A.薬膳の基本
薬膳入門TOP頁へ 2.バランスの医学 中国医学  

普段私達が「食べる」時には、「味」と「栄養」がポイントになりますね。薬膳では、「味」と「栄養」に加えて、食べ物が
   その人に適しているかどうか、
   季節や寒暑の変化に応じているか、
   食材同士が有効に機能するか、

等という点も考えます。
これは、食べ物と人の相性、食べ物と食べ物の相性を考えるからです。薬膳のこういった考え方は、中国伝統医学のバランスの考え方から来ています。

 
中国医学
バランスの医学

中国医学では、病気はバランスが崩れた状態と考えます。厳密に言いますと、

 
病気 バランスが崩れて症状に現れている状態
未病
(病気でない)
バランスが崩れていても症状に出ていない、気づいていない状態
(普通の人はこの状態と考えます)
(理想) バランスが整っている状態
(実際にはない理論上の状態)

というふうになります。

 

どういうバランスかといいますと、
     体内のバランス   自然とのバランス   環境とのバランスなど、
あらゆるバランスが対象になります。
栄養学でもバランスを重視しますね。栄養素の不足はもちろん、摂り過ぎもいけません。中国医学では栄養のバランスだけでなく、季節や天候等自然界も含めたすべてのバランスを考えます。

 

軽い病気
重い未病も

絵にすると右のような状態でしょうか。未病とは、病気でない状態、格別どこもおかしくない状態も含まれます。
未病も病気も、バランスが崩れている点は同じです。症状が現れているかどうかの違いです。
勿論、ひどくバランスが崩れた状態では症状に現れることが多いですね。

中国医学の考え方
理想 未病 病気
  症状に出ていない 症状が現れている
絵−バランス良 絵-バランスが崩れている 絵-バランス崩壊
バランス-
ベスト
バランス-
崩れている
バランス-
崩れている

しかし、なかなか病状が現れない時もありますね。ちょっとした原因(気候の変化とか、過労など)で症状が現れる場合もあります。
また、 軽い未病もあれば重い未病もあります。 逆に、症状が出ていても、崩れが軽い場合もあります。

 
整体 この崩れたバランスを修正する(理想の状態に近づける)ことを、整体といいます。整体は中国医学を理解する上で、重要なキーワードになります。
中国医学で考えると、未病(症状に出ていない病気)が分かります。西洋医学ではなかなか難しい分野ですね。
このように、中国医学では、病気になる前に崩れたバランスを修正する、つまり健康を維持することをとても重要視しています。
 
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